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2010/08/07
高校選手権御礼、総括(私考言にかえて)


第19回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 大会報告
お礼と総括   

本年度も、東京都予選から関東大会そして全国大会と沢山の応援並びにサポートをありがとうございました。十文字中学高等学校教職員の皆様はじめ、後援会や激励いただきました東京高体連の方々や東京都協会や日本協会の皆様に御礼申し上げます。また、学園PTAの皆様のお力添えや地元巣鴨の方々、豊島区広報課の応援並びにご支援に関し改めて厚く御礼申し上げます。

今大会は、2回戦敗退という成績で全国大会の幕を閉じました。3年生はこの夏で基本的に引退です。何ともほろ苦い最終戦となりました。

 人間万事塞翁が馬。代表の岡田監督が座右の銘にしている言葉です。ご存じのように、人間(じんかん)とは世間(せけん)という意味で、城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍へ、また禍から福へと人生に変化をもたらしまったく禍福というのは予測できないものだという事を表します。今大会は、東京予選で部長の骨折。決勝戦では敗れ準優勝。転じて関東大会では優勝。そして万全の準備で臨んだ全国大会で敗れたのです。勝つための努力を放棄して安易な方法で玉砕に走ることや運だけを頼りに勝負に挑むのではなく、例年にも増して最後まで真剣に勝利を模索する努力と準備をしてきました。昨年、一昨年と全国3位で満足していた部分を払拭し、どれだけ本気で3位以上の成績を目指す意識を植え付けるかを課題に取り組んできました。絶対的なスピードとスタミナを付ける。暑さ対策やコンディションつくりに充分な計画性を持ってチームビルディングに取り組む。どんな状況になっても絶対に折れない精神力を養う。しかしほんの少しの要因で禍福は変転し、いついかなる予想もつかないことを改めて思い知らされました。関東第一代表で乗り込んだ十文字と関西大会で思わぬ敗戦を喫し第3代表という状況で背水の陣で臨んだ日ノ本学園。まして、日ノ本学園は昨年度の準々決勝で十文字に敗れています。その辺りのチャレンジャー精神が禍福の状況を決めたのかもしれません。初優勝した日ノ本学園には敬意を表します。
 
さて、我々は最終ゴールに向かって既にスタートは切られています。ゴールを目指すために、中長期的で段階的な目標設定し一つずつ確実に課題をクリアーしていかねばなりません。本年度と同じ強化プランで1年間を過ごしたのでは、今年の成績を越えることは出来ません。

サッカー部2010新春の誓いをもう一度振り返ります。
人は思い込みと自分が考える常識に従い生きています。それは自分を守る上では、大切なことですが、常識と正しいことは違うのは歴史を見ても分かります。誰もが地球は丸いと人は思っていませんでしたが新しい発見で地球は丸いことになったのです。常識は、今まで知りうる最高の知識といわれます。でも現在のこの世の中には「未常識」が溢れていると思います。「女子サッカーって何?」といわれていたのが、日本の女子サッカーは今では世界のベスト4。十文字サッカー部創設当時は、小学生チームと試合をしても負けていましたが、今では全国大会に出場できるようになりました。当時何人の人が予想したでしょうか。 高校の女子サッカーは高校選手権のみでなくインターハイも再来年から始まります。テレビ中継される時代も来るかもしれません。オリンピックもテレビで見るだけだったのが、自分自身がロンドンのピッチに立っているかもしれないのです。飛躍の種は、大抵は自分の常識や思い込みの外側にあります。レギュラーなんて無理だ。全国優勝なんて夢だ。そんな練習ついて行けない。
今大会で多くの6年生が引退し受験体制に入ります。あんな大学行けるはずない。時間がない。大学でサッカーをやりたいけど無理だ。そんな気持ちでは成し遂げることは無理です。メンタルブロックをぶっ壊し、明日からでなくこれからすぐに是非ともチャレンジして欲しいと思います。現役の生徒は、目標を再設定し常識を打ち破る事に挑戦しなければなりません。引退した6年生も、夢を武器にして壁をぶち壊さねばなりません。そして、「頑張りたい」はもう卒業です。「頑張ろう」ではなく、「実行」です。『メンタルブロックの打破』が鍵を握ります。

最後にある6年生の最後のコメントの抜粋を最上級生代表して記します。入学当時はいろいろな面で不安があるとして学年の先生方に心配をかけた生徒です。しかし、今ではクラスでも上位の成績をキープし、文武両道を目指し後輩から尊敬されています。指導者の信頼を得る逞しく心優しい生徒に成長しました。

「この3年間を振り返って一番学んだことは礼儀です。サッカー面では言うまでもなくたくさん学びましたが、それ以上に生活面でたくさんの事を学びました。1年生の頃は何もわからないまま十文字高校に入学し、私の考え方は規則においても態度においても甘かった面がほとんどでした。そんな私の根性を叩き直してくれた先生、悪いことは悪いと遠慮なく注意してくれた仲間と出会い、今考えるとこんなにもはっきりと叱ってくれる人は過去にもこの先もいないと思います。挨拶にしても挨拶しなければいけないという気持ちではなく、挨拶するのが礼儀として当然という自然な考えが生まれるようになりました。部活をやめたいと思ったことは3年生の仲間と比べるとあまりなかったと思います。苦しい時も辛い時もたくさんありましたが、自分の苦しさや辛さは他の仲間と比べるとたいしたことないと思っていました。試合に出させてもらっている分、ベンチやメンバー外の仲間を支えてあげなければいけない役目だったと思います。私がサッカー部に残せるものはやはり全国大会を勝ち抜くことだったと思います。たくさん走り一回一回の練習に本当に力を入れてきました。その分この全国大会にかけている気持ちは部員の誰にも負けていないと自分では思います。悔しい気持ちとここで終ってしまったという寂しい気持ち、言葉で表せないものが押し寄せてきました。今思い出すだけでも涙がでます。3年になって十文字サッカー部を誇りに思い、大好きな仲間や指導して下さった先生、トレーナーの方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。先生がおっしゃった人間万事塞翁が馬、臥薪嘗胆、腐ったみかんの話や自転車の下り坂の話など一つ一つその時の光景が未だに頭に浮かびます。たくさんの事を学んで上がったり下がったりと色々な経験をしてきた分、この経験を何かに生かしたいです。3年になってたくさんの経験をしました。まだサッカー部に残せる時間はあるので、少しでも後輩に来年くいが残らないようにこの残りの夏はアドバイスや経験したことをたくさん伝えられたらいいと思います。最後にサッカー部を応援して下さった先生方や友達、支えになってくれた親に本当に感謝しています。なによりも毎日のように一緒にいた仲間は私の一生の宝物になりました。3年間を言葉で表すのは難しいですが、十文字高校、サッカー部で本当に良かったと心から思います。」

皆様。今後とも御指導御鞭撻の程、何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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