十文字中学・高等学校女子サッカー部。中学・高校・U-18・U-15。学校見学・入部体験随時受付中。

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2011/05/16
『私考言:卒業生が教えてくれたこと(東京予選プレビュー)』


4月23日(土) 1節  十文字 3−1 都立晴海 10:00 駒沢第2
震災の影響で1日も合宿を組めない。少ない春のフォーメーションつくりの期間を経てやっと予選が開幕。考えていたフォーメーションが上手くはまらず、どこかフィットしない手探り状態でのスタート。7チームのリーグ戦なのでゲームをしながら試合勘を取り戻していきたい。
大滝先生率いる晴海は守りに特色のあるチーム。晴海の堅守速攻の横断幕。晴海の速攻を受けるも、前を追い越す選手のパワーをギリギリのところでいなし悪い内容ながらも勝利できた。与えてはいけない1失点が気になる終わり方であった。

4月30日(土) 2節  十文字 0−1 修徳   13:30 アミノバイタルフィールド
新しいフォーメーションで試合に臨むもゲーム数をこなしていないので機能しない。前節の試合の課題も克服できず、特にパワーを持ったDFからの配給から中盤を経由してボールが前線に展開される事が少なく選手同士の距離感も悪い。トップにもボールが収まらず中盤まで下がるもボールを奪われる悪い流れ。そんな十文字の蘊蓄はさておき何より修徳の選手一人一人に凄みがあったし、凄みを引き出してしまった。闘う意識が素晴らしいチームだった。立ち上がりの3度ばかりのチャンスを決められなかったのも、サッカーを悪くした。

5月2日(月)  3節  十文字 3−1 文京学院 14:00 大井第2球技場
3節を迎えるに当たって
・修徳戦では攻撃も守備も、1対1で負ける場面があった
・守備陣、中盤の選手から効果的なパスの配球がなされないし、FWの動き出しも遅い
・高い位置や中盤でのボールの納めがなく枚数を増やせない
・攻めきることができなく、失点が多い
・ファールや警告をもらう場面がある
上記の事柄に留意しゲームに臨む。文京はチームワークで闘う全員サッカー。波に乗ると大きな力を発揮する全国のレベルの力を持つとても素晴らしいチーム。原点に戻り走ることと1対1に負けないことを意識した。すると幸いにボールをシンプルに動かし、横展開を入れながら要所で勝負することができた。3試合目にしてようやくフィットの兆しが出てきた。

5月4日(水)  4節  十文字 1−0 都立飛鳥 16:00 赤羽スポーツ公園
2勝1敗で向かえた第4節。前半、なかなかシュートまでボールを持っていくことが出来ず0−0のまま終了。勝ちたいという意識が攻め急ぐ展開になりこのままでは相手ペースになりつつあった。後半、起点をつくりサイドから良い展開でボールが回るも決められない。そしてロスタイム。DFからのロングボールがフラットなDFラインの背後を抜ける。相手を交わしゴールし試合終了。劇的な勝利にスタンドとベンチも沸いた試合。

5月5日(木)  5節  十文字 6−0 成立学園 13:20 駒沢補助
後がない成立は高いモチベーションで試合に臨むはず。十文字は、関東を決定したい一戦。 試行錯誤した結果、新しい布陣でゲームをスタート。この日はメンバーのポジションも機能してきた。仲間との距離感をいい意味でとりつつバランスを意識し、ようやくしっくりとパズルに収まった感がある。成立はしっかりと組み立てサッカーをしてくるチームなので今の十文字にはその点が幸いした。 ハーフタイムの時に選手同士が熱を感じる言い合いをしている。チームが動き出したようだった。

5月8日(日)  6節  十文字 2−0 村田女子 10:20 慶応大学(日吉)
自分たちのサッカーとは。精神的なものはさておき、具体的にイメージすると  【組織的守備とハイプレッシャー → ファストブレイク → ビルドアップ →ポゼッション】  そしてバックボーンとしての良い守備の準備 。 もちろん、自分たちのサッカーを目指すのだが村田戦となると勝ちたい気持ちと同じくらい負けたくない気持ちが必要以上高くなり冷静にプレーできない。もちろん、相手のプレッシャーも数段厳しくなり前半の決定的チャンスGKとの1対1を2度外す。 後半、浅くなった相手の背後を突破し待望の先取点を上げ勝利できた。

『卒業生が教えてくれたこと』

決勝リーグ序盤の闘い。上手くフィットしない理由は、守備や攻撃の場面で「小さな」さぼりや意識の空白があったから。では、なぜ「小さな」さぼりや意識の空白を生むのか。 それは、何かを忘れているからであり、早くそれに気がついて欲しかった。

 飛鳥戦の前に学校で2時間近くミーティングをした。

沢山の大一番を経験した最上級生である3年生にレギュラーが多い今年の代。その経験が全く活かされずチームが機能しない。個々のポテンシャルは高いものがあり充分東京予選で勝負できるはず。昨年度の秋の関東、新人戦もほぼこのメンバーで闘ってきたのになぜなのか。
 飛鳥戦のある午前中のミーティング。3月に卒業した先輩達の1年間をまとめた後援会作成のDVDを皆で見た。山本摩也の骨折から東京予選準優勝そして関東優勝。全国の選手宣誓。レッズ戦やメニーナ戦を勝利した関東ユースや高校選手権での日の本戦での退場、全日本ユース熊本での最後の雄志やオーストラリア代表戦・・・・・・・1年間が走馬燈のように蘇る。
 レギュラーがピッチをかけずり回る姿だけでなく、先輩達のサポートする姿。鈴木香子の声を絞り出す顔。へたくそだけれど、誰より誰よりも一生懸命にプレーした芝、そして富田。。。。GKとして常に満身創痍で声を出す村上。優しさを持ちながら常に誠意のある生き方を貫く三枝。懸命にボールを追いながらチームマネジメントでチームに多大な貢献をする坂本玲奈。いつも後輩を思い後輩から慕われる古川。膝がぼろぼろでも隠しながらそして誤魔化しながら高校サッカーに全てをかけた菊池真衣や大美賀華子そして下山唯。何事も決して諦めず、不器用だけど心豊かな国分。チームが、危機に瀕したときには部員に掴みかかりながらぶつかってきた伊藤ゆきな。 

つい1ヶ月前に卒業した先輩達の軌跡をたどりながら、今の自分たちの今をダブらせてみる部員達。その事で、忘れかけていた何かが本能的に思い出された。 先輩の代よりもサッカーが上手いと傲っていることに気づき先輩達の仲間を思う気持ちやチームに誇りを持つことの大切さに気づく。そしてその偉大で大好きな先輩達は既に過去の人たちであり、今自分たちがその最上級生。1年後は我々の軌跡のDVDが出来上がっているはずだ。 先輩達の裸の心でサッカーをする姿。本気の覚悟。正しく塞翁が馬の1年間は自然にできたものではなく創り上げてきたもの。たくさんぶつかりあった結果生まれた強い仲間意識がチーム愛へつながっていた事に理屈なしに気がついた。

現役生。
食い入るように画面を見つめる目からは大粒の涙がぼろぼろこぼれ、ぐちゃぐちゃに泣いている。
やっと今年のスタートを切ることができた。

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