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2011/10/05
私考言 現場の指導者にこそ救急救命の知識と技術を → コメントを追加させていただきました


私の大学時代、日体大ライフセービング部恩師の小峯力先生と久々に話をしました。小峯先生は現在流通経済大学健康スポーツ学部の教授でありライフセービング協会理事長です。どうやら、日本サッカー協会のナショナルチームのトレーナー関係の方と新たなプロジェクトをはじめるようでした。
松本山雅FCの松田直樹選手が急性心筋梗塞で無くなった悲しい出来事。このことをきっかけにいろいろな動きが起こっているのかと推測できます。悲しいことに、いつも悲劇が起きてからの対応。津波に然り、地震に然り、列車事故に然り。。。今回小峯先生は、トレーナーの方々に対しての救急救命処置の必要性を訴え対策を具現化していくようですが、私は現場に必ずいる指導者こそ救急救命の知識と技術が必要なのではと問題意識を持っていたことを話しました。JFAインストラクター研修会等のアンケート等で必ず私は書いているのですが、一向に取り上げられないジレンマがありました。先生を通じて意見を上層部に伝えて欲しいものです。
※ちなみに十文字保健体育科では、多くのレサシアンがあり訓練用AEDも早くから取り入れています。本当に大切なカリキュラムだと思います。欧米では、救急救命教育はかなり進んでいます。


JFA指導者養成講習会への提言(文責:石山隆之)

日常のトレーニングや部活動では学校生活全般で、常に現場に常に居合わすサッカー指導者にとって緊急時の事故対応力や、救命救急処置の知識や技術取得は非常に重要であり必要不可欠である。
試合や合宿ではアスレティックトレーナーやコンディショニングトレーナーが帯同する場合もあるが、トレーナーが通常行うことは、テーピングやW−UP、ダウンの指導、アイシング、傷害後のリハビリ。しかし、多くのアスレティックトレーナーですら、万が一に備え救命処置の最善の準備をしているかといえば残念ながらそうではないだろう。
そして問題は、普段からトレーナーがピッチのそばに必ずしもいるとは限らないことである。スポーツ現場で緊急の事故がおきた場合は、医師がいない、AEDが設置されていない、通信の手段がないなどの状況は安易に想像できるものであって、その場に居合わせた指導者が救命処置を施す必要性がある。特に心停止状態に陥ったり呼吸停止をした際は、救急車が来るなどの時間、つまり事故発生からの数分間の応急処置が蘇生率を大きく左右する。AEDを扱う知識と技能、心マッサージや人工呼吸などの救命処置、いわゆる心肺蘇生法(CPR)を現場にいる者が直ちに行うことで大切なサッカーファミリーの命を救えることになる。

このような観点から、私はJFA指導者養成部門に以下のことを提言したい。
○公認キッズリーダーには、救急救命のエッセンスを講義またはデモンストレーションするカリキュラムを組む
○公認D級コーチ、公認C級コーチ養成講習会では、メディカルの知識の単位内で救急救命を取り扱う。
○公認B級コーチ養成講習会では、メディカルの知識の枠内を拡大するか新たな単位を設けて救急救命の実技講習会を行う。
○公認A級コーチ、公認S級コーチ養成講習会では、救急救命の資格認定を義務とする。
※現行のA級講習会のカリキュラムでは新たな単位を組み込むのは困難であるので、前期講習会と後期講習会の間に資格認定講習会受講を義務化する。
 ○47FAインストラクターも救急救命の資格認定を義務とし、インストラクター講習会では最新の救急救命のリフレッシュ講習会を行う。

以上のことを行うことにより、予想される救急救命に陥る事態に対してリスク管理できる。しいては、サッカーファミリーの何より大切な生命を尊重し、サッカーだけでないあらゆるスポーツ界の発展に向けて画期的な施策となりうると考える。そして、この講習会を受講する指導者が増えることで、究極の救急救命の使命である、事故を未然に防ぐことになる。
 
備考
公認キッズリーダー:10歳以下の選手、子ども達に携わる保護者や指導者対象ライセンス。サッカーの楽しさを伝える。
公認D級コーチ:12歳以下のグラスルーツ対象のライセンス。入門編。
公認C級コーチ:12歳以下のグラスルーツ対象のライセンスでより専門的。
公認B級コーチ:サッカーの全体像を理解し、基本的な知識と指導力を身につける。
公認A級コーチ:各年代の指導者のスペシャリストの育成。
公認S級コーチ:プロチームで指導できる指導者の育成。

(追記)
救急救命のライセンスの問題点。資格取得のためのCPR&AED習得になってしまって、その更新がおろそかになってしまっている現状も残念ながらあります。日赤やライフ協会、体育協会側も真剣に議論していってもらいたいです。


【2011/10/05私考言 現場の指導者にこそ救急救命の知識と技術を 】に対してご意見を頂戴いたしました。
 日本体育協会がスポーツの発展にご尽力されている取り組みについて、現状をきちんとお伝えしなければならないと思いました。

現在、日本体育協会が各競技種目を統一された形で指導者制度を制定しており、JFAについては独自の基準で指導者制度を行っています。その中で共通科目講習会において、スポーツ指導者に必要な、救急処置(救急蘇生法)を項目として設けており私も、当時の準指を受講した時オリンピックセンターで受講したのを思い出しました。また日本体育協会では以下の取り組みを行っています。
・日本体育協会が実施している共通科目ですべての指導者の方々学ぶべき事柄として救急救命講習を実施。
・アスレティックトレーナー養成講習会では、講習会とは別に日赤の資格を取得義務としている

JFAでは独自の指導者制度を整備している訳ですが、その際、推測ですがサッカーでは共通科目の一部を免除となるケースもあるかと思います。数年前のCPR等の方法では、刻一刻と変わる最新の技術には対応できないおそれがあります。
この様な取り組みがある事実を踏まえたうえで、問題点を洗い出すことも大切ではないでしょうか。日本体育協会が行っている指導者養成を検証すると、JFAの指導者養成には盲点があるように思われます。やはりサッカーに関して言えばJFAのインストラクター研修会やJFAライセンス講習会でカリキュラム等の改善の必要性があると感じる次第です。

最後に、日頃日本のスポーツ界発展のためにお力を注いでいる方々に改めて感謝申し上げます。今後も、表現が至らないこと多々あるかと思いますが、御指導御鞭撻よろしくお願い申し上げます。



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