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2012/03/31
両方やるから、集中力が高まる。


昨年末、暁星の林先生と短時間でしたがお会いする機会がありました。周知の方もいると思いますが、英語科の元教諭の酒井先生の紹介で、十文字サッカー部を発足する際、練習を見せていただいたり、いろいろと参考にさせていただいたのが暁星サッカー部でした。

TFAコラムに前田選手のインタビューが載っていましたので、ご紹介します。

文武両道
狭いグランド
中高一貫
朝練習
大学進学、リーグ等への進学

多くの共通のファクターが暁星と十文字にはあると思います。現役生は、大いに参考にすべき点があると思います。通学時間が片道2時間かかる部員やセンター試験を目指す3年生。今一度、サッカーに取り組む姿勢を検証してみてください。


「ただただ、うまくなりたい」
日本屈指の強豪校、暁星中学校・高校で育ったジュビロ磐田の前田遼一選手。
2009、2010シーズン、史上初となるJリーグ2年連続得点王を獲得した。
「日本一小さなグラウンド」から「日本を代表するFW」がどうやって生まれたのか――。


サッカーがうまくなりたい それだけでやっていた
――サッカーを始めたのは何歳の頃ですか?
前田  小学3年生のときです。どうしてサッカーだったのかというのは、正直昔のことなのであまり覚えていません。野球とか他のスポーツもやりましたが、サッカーが一番楽しかったので、サッカーを選びました。
――小学校から中学校に上がるときに暁星中学校に進学しましたが、きっかけは何だったのでしょうか?
前田  僕が6年生のときだったと思うんですが、暁星高校が全国高校サッカー選手権大会に出ているのを見て、「暁星でサッカーをしたい」と思って、親に「行きたい」と相談しました。
――サッカーをするだけだったら暁星ではなく、他の選択肢もあったと思いますが。
前田  親からは「サッカーだけじゃなく勉強もしてほしい」という希望があったのですが、その点、暁星は文武両道の学校なので納得してくれました。
――暁星は入学試験があるので受かるためには、相当な勉強が必要だったとか。
前田  そうですね。それまで受験勉強をまったくしていなかったので、学習塾の人からも「かなり厳しいからあきらめてくれ」と言われました。だけど、「頑張るので」と頼み込んで入れてもらって。入れてもらったからには頑張らなければいけないと、一時期サッカーを止めて勉強に専念しました。
――そうまでしてでも暁星に入りたかったということでしょうか?
前田  暁星は中高一貫なので、入ったら6年間はサッカーを落ち着いてできる。それが暁星に入りたいという最大の理由でした。
――そして、見事合格してサッカー部に入ったわけですが、実際に入ってみての感想は?
前田  最初の印象はグラウンドが小さいなと。
――暁星のグラウンドの小ささは、暁星高校が高校選手権に出場したときに「日本一狭いグラウンドで練習しているチーム」と紹介されたほど有名です。
前田   11人制の試合をすることはできないですし、練習試合をするときも他の学校に行ったり、近くのグラウンドを借りたりしてやっていました。
――その小さいグラウンドで、どんな練習をしていたのでしょうか?
前田  基本練習にはすごく力を入れていました。サッカーの基本中の基本である止める、蹴るというところ。特別な練習があったわけではありません。他のチームの人もやっているようなことばかりだと思います。
――練習時間はどれぐらいでしたか?
前田  朝練を7時から1時間ぐらいやって、学校の授業を受けた後、午後練を2〜3時間ぐらいやる。1日で大体4時間ぐらいですかね。
――前田選手は朝練が7時からなのに、毎朝6時15分に来てボールを蹴っていたそうですが。
前田  6時15分はちょっと言い過ぎかもしれませんが、ちょっと前に来てボールを蹴っていたのは本当です。
――1人でどんなことをやっていたんでしょうか?
前田  コーンを並べてドリブルの練習をしたり、壁にボールを蹴ってトラップしたりしていました。
――単純な練習で飽きることは?
前田  飽きなかったですね。「うまくなりたい」という気持ちがあったから、飽きなかったんだと思います。
――当時から将来はプロになるという明確な目標があったんでしょうか?
前田  いや、全然ありませんでした。とりあえず、サッカーがうまくなりたい、それだけです。
――サッカー以外にしていたことはありましたか?
前田  部活がない日は遊びに行くこともありましたが、1週間のうち6日は部活があったので、ほとんどサッカーをしていましたね。
――暁星は決してサッカーエリートが集まっている学校ではありません。そんな学校が常に東京でトップクラスの実力を誇っているのはどうしてなのでしょうか?
前田  どうしてなのかは僕にはわからないんですが、基本練習をしっかりとやっているのは大きいと思います。サッカーがそれほどうまくない選手でも、3年間やっているうちにボールを止めて、蹴ることができるようになってくる。そこが暁星の強さの要因と言えるかもしれません。


勉強をすることで集中力がつく
――中学時代はどんなポジションでプレーしていましたか?
前田 中学校のときはいろいろなポジションをやりましたね。中盤もやったし、DFをやったこともありました。自分自身はドリブルとか、シュートとか、攻撃をすることが好きだったのでDFをやるのは全然好きではなかったです。


メンバー発表で自分がDFで出るとわかると、露骨にふて腐れてましたから(笑)。
――サッカーがつまらないなと思ったこともありましたか?
前田  正直、DFをやらされているときは面白くはなかったです。ただ、DFをやっていた時期があったので、攻撃のポジションをやったときに改めてサッカーは面白いなと感じられたので、そこは良かったと思っていますが。
――中学時代に思い出に残っていることは?
前田  東京都選抜として出場した、関東とか九州とかいろいろな地域から集まる大会があって、それはすごく印象に残っています。全国にはうまい選手がいっぱいいるんだなと思いましたね。
――東京都選抜や関東選抜に選ばれて、高いレベルの選手と試合をすることで、プロになりたいという気持ちが芽生えることもありましたか?
前田  それはなかったです。関東選抜に行ったときに、周りの選手があまりにもうまくて、自分なんて全然ダメだなと思ったので。自分はネガティブというわけではないんですが、現実を見るタイプ。プロは無理だなとは思いましたけど、でもサッカーはうまくなりたいと思ってやっていました
――高校に上がってからは、現在もチームを指導されている林義規先生の下でサッカーをすることになりましたが、初めて会ったときのことは覚えていますか?
前田  初めて会ったときですか……。見た目が見た目なのでビビっていましたね(笑)。
――前田選手は1年生のときから出場していたんですか?
前田  そうですね。1年生で試合に出してもらっていました。暁星は中高一貫で、1年生から試合に出やすかったというのはあるかもしれません。
――前田選手が在籍した3年間では、残念ながら高校選手権に出場することはできませんでした。
前田  自分にとって高校選手権は暁星に行きたいと思ったきっかけでもあるし、目標にしていた場所だったので、正直悔しかったですね。1年生のときは早々と負けてしまって、2、3年生のときは準決勝敗退。ただ、負けたときのことはあまり覚えていません。良くないことはすぐに忘れちゃうんです(笑)。むしろ、インターハイに出場したときとか、良かったほうのことを鮮明に覚えています。
――インターハイではどんなことが思い出に残っていますか?
前田  1発勝負なので、明らかにウチより強いチームだったとしても勝つチャンスはある。そういう相手に勝つことができたのは良い思い出です。
――前田選手はキャプテンだった高校時代はかなり厳しかったと聞いていますが。
前田  プレー中は言いたいことをハッキリと言います。同年代に対しても後輩に対してもそれは変わりません。どうして言うのかというと、とにかく勝ちたかったから、それだけです。
――プロになりたいという気持ちが芽生えたのは、いつ頃だったのでしょうか?
前田  高3の5月のときにジュビロ磐田に声をかけてもらってからです。サッカーが好きだったし、一度はプロで勝負してみたいなと思いました。大学に行きながらというのも考えたんですけど、両方やろうとすると、両方ともうまくいかないような気がしたので、やるからにはサッカー1本でやろう、と。
――前田選手は高校時代までサッカーだけじゃなく、文武両道でやってきたと思いますが、こんなところが良かったというのはありますか?
前田  勉強をすると集中力がつくということですかね。勉強をやってるとサッカーをやる時間も少ないし、逆にサッカーをやってると勉強をやる時間が少なくなるから、どちらも集中してやらなければいけないので。
――聞けば、成績も抜群だったということですが、コツはありますか?
前田  いや、そんなに成績は良くなかったと思います。勉強のコツは……気合と根性です(笑)。
――では、もう一つ、サッカーがうまくなるためには何をすれば良いのでしょうか?
前田  本当に当たり前ですけど、毎日コツコツと練習することですね。その中で基本を大事にすること。基本がしっかりしていれば、大体のことはできるようになります。暁星も基本練習が多かったので、そのあたりも大きかったです。暁星だったから、グラウンドが狭かったから、細かい技術を身につけることができたと思います。
――プロになってから壁にぶつかったり、苦しいこともあったと思いますが、それを乗り越えるための方法はありますか?
前田  練習を100%でやることがストレス解消ですね。僕にとってサッカーがうまくいかないのが一番のストレスなので。良いプレーができてもできなくても、自分の力を100%出すことを心掛けています。
――それでは、最後に東京でサッカーをやっている選手に向けてメッセージをお願いします。
前田  毎日毎日を100%で練習してうまくなってほしいと思います。僕もそういう気持ちでやっているので、お互いに頑張りましょう。







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